地元の「ご当地キャラクター」や防犯の組織などに、犯罪の抑止活動に協力してもらおうと、鹿角地域の警察署が市民によるチームを設け、委嘱書を交付しました。
これは、鹿角警察署が「鹿角ヨクシ隊」と名付けて取り組んでいるもので、その名前には、町を良くすることと、犯罪の抑止の両方の意味が込められています。
今年度のメンバーには昨年度に続き、鹿角市のイメージキャラクター「たんぽ小町ちゃん」や、地元の防犯協会、少年保護育成委員会、交通協会の会長が選ばれました。
委嘱書の交付式が16日に花輪の複合施設「コモッセ」で行われ、木川達也署長がそれぞれの代表に委嘱書を手渡しました。
木川署長は、「皆さんの活動が地域の意識を醸成する大きな力になっている。防犯、交通安全の輪を広げてほしい」と依頼しました。
これを受け、組織のリーダーを務めるたんぽ小町ちゃんの誓いの言葉を代役の市役所職員が述べ、「鹿角が安全で安心な町であるように、犯罪や事故を抑止したい」と意気込みを示しました。
鹿角ヨクシ隊の隊員たちは任期中の来年のこの時期まで、地元での街頭キャンペーンや各種の教室などで活動していくということです。
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