呼吸器感染症、依然、県平均の2倍 大館保健所管内

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 秋田県の感染症に関する発表で大館保健所管内では、かぜの症状がある急性呼吸器感染症の感染者数が前の週とほぼ同じ規模となり、依然、県平均のおよそ2倍の規模となっています。

 急性呼吸器感染症は、せきやのどの痛み、鼻水など、かぜの症状の患者を取りまとめたもので、インフルエンザや新型コロナなどの患者も含まれます。

 県が17日に発表した、今月13日までの1週間の感染症の発生動向です。

 大館市、鹿角市、小坂町がある大館保健所管内の、定点に指定されている2つの医療施設で、急性呼吸器感染症の平均感染者数は、前の週からおよそ1%減の89人となりました。

 前の週の増加から減少に転じましたが、依然、県内の保健所管内で最も多く、県全体の平均のおよそ2倍の規模となっています。

 県全体の急性呼吸器感染症は、定点の25の医療施設の平均感染者数が44.32人で、前の週から4%減りました。