鹿角市内は16日も各地で気温が上がり、3つの観測所のうち2か所で、3日連続で30度を超える厳しい暑さになりました。熱中症の疑いで救急搬送されたケースもあり、注意が呼びかけられています。
秋田地方気象台によりますと16日、高気圧の影響で県内の各地で気温が上がり、鹿角市内では、花輪で平年より7度ほど高い33度を記録しました。
花輪が真夏日になったのは3日連続で、今月に入ってからは7日めです。
また八幡平湯瀬でも32.5度と、3日連続で真夏日になりました。
八幡平トロコは29.6度を観測し、3日連続で真夏日一歩手前の29度台まで上がりました。
消防によりますと鹿角市内で16日、午後6時までの時点で、熱中症の疑いによる救急搬送が1件ありました。
果樹園で作業をしていた70代の女性が、意識がもうろうとなって立てなくなり、救急車で病院へ運ばれましたが、命に別状はないということです。
消防では、「こまめに飲み物を飲むとともに、涼しい場所で休息してほしい」と注意を呼びかけています。
気象台の予報では、県内は17日以降もしばらくの間、暑い日が続くということです。