呼吸器感染症、依然、県平均の2倍 大館保健所管内

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 秋田県の感染症に関する発表で大館保健所管内では、かぜの症状がある急性呼吸器感染症の感染者数は、減少が続いていますが、依然、県全体の平均の2倍を超える規模となっています。

 急性呼吸器感染症は、せきやのどの痛み、鼻水など、かぜの症状の患者を取りまとめたもので、インフルエンザや新型コロナなどの患者も含まれます。

 県が3日に発表した、先月29日までの1週間の感染症の発生動向です。

 大館市、鹿角市、小坂町がある大館保健所管内の、定点に指定されている2つの医療施設で、急性呼吸器感染症の平均感染者数は、前の週から10%減って、82.5人となりました。

 3週連続の減少となりましたが、依然、県内で最も多く、県全体の平均の2倍あまりの規模となっています。

 県全体の急性呼吸器感染症は、定点の25の医療施設の平均感染者数が41.84人で、前の週から5%減りました。