新委員体制の進め方を協議 鹿角市議会の改革委

新委員体制の進め方を協議 鹿角市議会の改革委

 鹿角市の議会の改革を検討する委員会が開かれ、新たな委員の体制による今後の進め方を協議するなどしました。

 鹿角市の議会では、あり方を常時検討しようと議会改革検討委員会が常設され、常任委員会と同じく2年ごとに委員の再編をしています。

 3月に始まった今回の議員任期で最初の委員会が27日にあり、はじめに委員長に栗山尚記議員、副委員長に佐藤大介議員を互選しました。

 続いて検討する項目について協議した結果、それぞれの会派や連絡会で候補を決め、委員会にもち寄ることにしました。

 所掌事項として委員会の設置要領では、代表質問、一般質問、決算審査の方法や、災害対策、議員の定数などが設定されています。

 また、そのほかにも必要なことがあれば協議することにしていて、これまでに報酬や政務活動費、予算特別委員会、それに常任委員会内の議員間の討議などについて検討しています。

 栗山委員長は、「今回の任期で議員の顔ぶれが大幅に変わっており、より良い議会にするために、意見を聞きながら進めていきたい」としています。

 取り扱う事項については、「県内のほかの市の動きを踏まえると、定数、報酬は検討したい」と話しています。

 委員会の前の2年間では、報酬、定数、政務活動費について現状維持と決め、また予算特別委員会と議員間の討議は導入を見送っています。

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