高校生たちが商店街で、仮装をしてダンスパフォーマンスを披露する催しが鹿角市で行われ、生徒たちが熱演しました。
開校2年めの鹿角高校の「鹿(しか)フェス」と題した学校祭が21日に始まり、初日は統合前からの名物「仮装カーニバル」が行われました。
およそ500人の生徒たちは、舞踏会やファッションショーなどのテーマをイメージした手作りの衣装を着て、商店街の2か所に設けられたステージを順に訪れました。
そしてクラスごとに、時に整然と、時に華やかにダンスパフォーマンスを演じました。
この日の鹿角市花輪は正午に気温が30.5度と真夏並みの暑さとなり、生徒たちは汗びっしょりになりながらも、練習を重ねてきたダンスで躍動していました。
ことしも商店街の人たちが会場の準備で協力するとともに、ステージの周辺には人垣ができ、発表ごとに大きな拍手が送られていました。
見学していた50代の女性は、「子どもが卒業したあとも毎年見ていますが、だんだんとレベルが上がっていると思います。若いパワーをもらえたので、良かった」と話していました。
優勝は、童話「ヘンゼルとグレーテル」の世界を、息のぴったりと合ったダンスで表現した3年C組でした。
学級委員長の小舘向日葵(ひまり)さんは、「練習でダンスがなかなかそろわない時もあったけれど、少しの時間を見つけて練習してきたので、きょうはみんなで、全力で楽しめた。クラスの団結が強まったと思う」と話していました。
3年A組
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