花輪と湯瀬で初の真夏日 鹿角市

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 高気圧の影響で鹿角市内は10日、気温が上がり、花輪と八幡平湯瀬でことし初の真夏日になりました。

 秋田地方気象台によりますと秋田県は10日、高気圧に緩やかに覆われて気温が上がり、鹿角市内では3か所ある観測所のすべてでことし一番の暑さを観測しました。

 最高気温は花輪が32.6度、八幡平湯瀬が30.9度と、それぞれ平年より8度から9度ほど高くなり、ともにことし初の真夏日になりました。

 花輪でのシーズン最初の真夏日は、去年より3日早く、また平年に比べ6日ほど早くなりました。

 八幡平トロコでも28.5度と、平年より8度ほど高くなりました。

 鹿角広域消防本部によりますと10日、草取りをしていた90代の女性が動けなくなり、熱中症の疑いで病院に搬送されました。

 消防では、「この時期は体が暑さに慣れておらず、体温調整がうまくいかない可能性がある。天気予報を気にして対策するとともに、定期的に水分をとってほしい」としています。

 気象台の予報では、11日は前線や気圧の谷の影響によりくもりや雨で、暑さも10日ほどは上がらない見とおしです。