鹿角市の市長、議員の就任後、初となる議会の一般質問の質問要旨が発表されました。市長の公約などがただされます。
3月に新たな任期が始まった議員ですが、18人のうち12人が登壇を通告しており、全員が登壇すれば平成29年に現在の定員になって以降、最多となります。
3月の議員選挙で初当選した議員は7人いますが、うち6人が登壇を通告しています。
いっぽう、笹本市長も4月の就任後、初の一般質問への答弁となります。
一般質問に登壇を通告した議員と、主な質問の内容です。
はじめに17日に登壇予定の議員です。兎澤祐一議員が「高齢者単身世帯への支援策」や「介護人材の確保策」などを、湯瀬弘充議員が「市長の公約について」や「空き家の具体的な対策」などを、それに成田哲男議員が「市長の国内外から投資されるまちづくり」や「旧十和田高校の利活用」などを質問します。
また、丸岡孝文議員が「投票所再編の是非」や「風力発電計画に対する市長の対応」などを、館花一仁議員が「改正鳥獣保護管理法への対応」や「自治体職員ハンターの育成」などを、それに赤坂勲議員が「2030年カーボンニュートラルの継続の判断」や「地域づくり協議会職員の待遇改善」などを取り上げます。
続いて18日に登壇予定の議員です。保田直美議員が「アメリカシロヒトリの被害」や「こども誰でも通園制度の対象施設」などを、奈良明日香議員が「医療体制縮小に伴う少子化対策」や「スキー授業の用具の準備」などを、また安保真希議員が「市長の政策の重点」や「広報の配布の負担」などを、綱木裕一議員が「副業推進のアプローチ」や「業務へのAI技術の導入」などをただします。
続いて松村託磨議員が「若者の政治、地域参画」や「教職員の負担軽減による少年議会、ユースカウンシルの仕組み」などを、栗山尚記議員が「ふるさと納税に戦略的に取り組む人材登用」や「公共施設の整理」などを問う予定です。
鹿角市の6月議会の一般質問は17日、18日に、ともに午前10時から行われ、市役所で傍聴できるほか、インターネットで中継されます。