来年の北奥羽総体へ実行委 鹿角市のスポーツ協会

来年の北奥羽総体へ実行委 鹿角市のスポーツ協会

 鹿角市のスポーツ振興をめざす団体が今年度の取り組みを決め、市から受託する大会の開催のほか、来年度に鹿角市が主会場になる北奥羽総体の準備を進めることなどを決めました。

 鹿角市スポーツ協会の総会がこのほど、鹿角市花輪の式典会場で開かれ、市内の各種目の団体の代表など30人あまりで、今年度の事業計画を決めました。

 市から受託する「かづのタートルマラソン」は、スポーツの日の10月13日に市総合運動公園で、また「全国ローラースキー選手権」は8月9日から3日間、花輪スキー場で開くことにしました。

 また、北東北3県の北奥羽圏にある10の市、地区が参加するスポーツの祭典「北奥羽総合体育大会」が77回めの来年、13年ぶりに鹿角市が主会場になることから、実行委員会を設立して準備していくことにしました。

 このほか、確保が課題になっているスポーツ少年団の指導者やコーチを育てる講習会の開催や、国民スポーツ大会などに出場する選手、チームへの支援なども決めました。

 いっぽう、4期、8年間、務めた田口將(まさる)さんに代わる新会長に佐藤亨(とおる)さん(68)が選ばれました。

 佐藤新会長は、「少子化のなかのスポーツ少年団の活動や中学校の部活動の地域移行、体育施設の老朽化など、取り組むべきことが山積している。スポーツで元気なまちづくりに貢献したい」と話しています。

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