市民一斉の運動、スポーツへ 鹿角市のチャレンジウイーク

市民一斉の運動、スポーツへ 鹿角市のチャレンジウイーク

 市民一斉に運動、スポーツをしようという鹿角市の催し「チャレンジウイーク」が行われていて、参加した人たちが心と体を軽やかにしています。

 鹿角市は、市民が15分以上の運動、スポーツをして、その参加率を全国の自治体と競っていた催しについて、市単独で行う「チャレンジウイーク」という形に変え、30日までの5日間を期間にして参加を呼びかけています。

 かつての対戦日だった5月最終水曜の28日は、花輪市民センターで太極拳、日本舞踊などの体験や、骨密度の測定コーナーが用意されました。

 スローエアロビックのクラブには女性20人あまりが集まり、30分間、入念にウオーミングアップをしたあと、リズムにあわせてダンスを踊りました。

 ダンスは様々なステップを組み合わせた複雑なものでしたが、インストラクターのていねいな指導と、徐々にリズムを速くしていく覚え方で、参加者たちはすぐにできるようになっていました。

 そして、明るいダンスミュージックにあわせ、軽やかに、そして楽しそうに踊っていました。

 クラブの会長、花田暎子(えいこ)さん(71)は、「ふだん使わない筋肉や関節を使うので、週1回の活動のあとはすっきりします。皆さんの表情も和やかに変わりますよ」と話していました。

 市は、チャレンジウイークの参加の報告を呼びかけていて、回答者のなかから抽選で特産品を贈るということです。

 また、参加率と、特徴的な取り組みについて、後日チラシで紹介するとしています。

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