来年2月に鹿角市で行われる国民スポーツ大会スキー競技会(国スポスキー)のジャンプ競技に向け、大会のPRや会場運営などに取り組む実行委員会が立ち上がりました。
来年の「青の煌(きら)めきあおもり国スポスキー」は主会場が青森県ですが、ジャンプ台が青森県内にないため、ジャンプ競技は鹿角市で行われます。
アルペンとクロスカントリーの競技は大鰐町で、開始式と表彰式は平川市であります。
27日は鹿角市、秋田県やスキー協会、観光団体、医師会、交通指導隊などからの委員およそ40人で組織する、実行委員会の設立総会が鹿角市役所で開かれました。
総務企画部、式典部、競技運営部、宿泊部などを組織し、会場運営に取り組むこと、また大会のPRや、おもてなしの出店ブースを設けることなどを決めました。
会長に就任した笹本市長は、「鹿角を全国にアピールできる絶好の機会となることから、大会の成功と地域振興をめざし取り組みをさらに強化したい」と話しています。
鹿角市での国スポスキーは、旧町村時代を含め8回めで、全競技を行ったことし2月に続く2年連続です。
また分離開催の受け入れは、仙北市と開いた平成19年2月の秋田わか杉国体でのジャンプとクロスカントリーの実施以来です。
鹿角市では来年2月14日に公式練習など、15日に準飛躍、16日に複合がそれぞれ花輪スキー場で行われます。
事務局によりますと、大会には選手団、役員、報道機関などあわせておよそ3千人の来場が見込まれ、うち鹿角会場には千500人が訪れると見とおしだということです。
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