26日朝、鹿角市毛馬内で住宅が焼ける火事があり、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。
警察と消防によりますと26日午前7時2分ころ、鹿角市毛馬内土ケ久保(どがくぼ)で火事が起きていると、近くに住む人から119番通報がありました。
火は通報からおよそ1時間10分後に消し止められましたが、木村三四郎さん(81)の木造平屋建ての住宅が全焼するとともに、敷地内の物置小屋の一部が焼け、住宅の中と、外のえんがわで1人ずつの遺体が見つかりました。
この家には当時、家族の4人全員がいましたが、木村さんの80代の妻と50代の長男と連絡が取れていないということです。
また木村さんが顔や腕などにやけどを負うなどして救急車で病院に搬送されましたが、会話ができる状態だということです。
警察が遺体の身元を調べるとともに、火事の原因や被害状況などを調べています。
現場は国道103号のそばで、住宅や田んぼなどがある地域の一角です。