鹿角市の男性がＳＮＳを使ったロマンス詐欺の被害に遭い、暗号資産98万円相当をだまし取られていたことが分かりました。
警察によりますと、鹿角市の60代の男性が先月下旬、ＳＮＳ上でシンガポール在住の女性を名のる相手と知り合い、通信アプリでメッセージのやり取りを続けました。
そのなかで、「テストを受けてもらい、最後まで残った人の子どもがほしい。５人の中に残れば３万ドルを差し上げます」「報酬を受け取るために税金を支払う必要がある」などのメッセージが届き、男性は今月２日、暗号資産98万円分を指定のアドレスに送金し、だまし取られました。
男性が19日、警察に届け出て被害が判明し、警察がＳＮＳ型ロマンス詐欺の被害として捜査しています。