柴平が4年ぶり2度めの優勝 鹿角小学校野球

柴平が4年ぶり2度めの優勝 鹿角小学校野球

 第53回鹿角小学校野球大会は最終日の18日、鹿角市尾去沢の市営城山野球場で準決勝と決勝を行い、柴平が4年ぶり、2回めの優勝を果たしました。

 秋田県軟式野球連盟鹿角支部が主催したこの大会には、鹿角市と小坂町の、去年より1つ少ない6つのスポーツ少年団が出場し、トーナメント戦で頂点を争いました。

 最終日の結果です。準決勝第1試合の柴平対花輪は、柴平が5回までの時間切れのゲームで、6対3で逆転勝ちました。

 準決勝第2試合の十和田対八幡平は、八幡平が0対6で完封勝ちしました。

 そして決勝の柴平対八幡平は、八幡平が初回裏の攻撃で、2本のタイムリーなどで3点を先制し、2回にも押し出しのフォアボールを選び1点を加え、0対4と一方的に試合を進めました。

 しかし3回表に波乱です。柴平が5つのフォアボールとワイルドピッチ、フィルダースチョイスで3点を取って1点差に迫ると、2ランスクイズを成功させて逆転し、その後も相手の悪送球とスクイズで2点を重ね、この回、ノーヒットで7点を挙げました。

 柴平はこのあと、守備陣の好プレーとリリーフ陣の踏ん張りなどで点を与えず、8対4で勝利し、来月21日から潟上市で開かれる秋田県大会への出場権を得ました。

 最優秀選手には、準決勝で勝利投手となり、決勝も好リリーフをみせた柴平5年、木村響汰(きょうた)選手が選ばれました。

 優秀選手は八幡平5年、和田大空(そなた)選手と、柴平6年、小舘雅久(がく)選手です。

齊藤晃多選手の逆転ツーランスクイズ
(写真はクリックすると見られます)