鹿角市の人事異動に伴う辞令交付式が行われ、就任後、初の人事を発令した笹本市長が訓示しました。
市は、市長選挙を控えた先月1日付の定期人事異動を必要最小限にとどめていて、それを補完する2回の異動のうち1回めの今回、トップの部長級などを固めました。
先月27日に就任した笹本市長にとっては、初の人事の発令です。
発令日の12日、辞令交付式が行われ、課長級以上の職員およそ40人が集まりました。
笹本市長は異動者たちに辞令を手渡したあとに訓示し、「皆さんには、中長期的な観点から市を引っ張っていくビジョンを市民に示してほしい」と求めました。
そして、「私自身、皆さんの声に真しに耳を傾け、国内外から投資される町をめざしながら、鹿角の未来を切り開くため誠心誠意努めていきます」と述べました。
辞令を受け取った50代の男性職員は、「新たな市長になり、公約に市民との対話などを掲げているので、その実現と、市政の前進のために努力していきます」と話していました。