鹿角市尾去沢の「山神社(さんじんしゃ)祭典」が14日から2日間、尾去沢の市街地で開かれ、市の指定文化財「からめ節金山(かなやま)踊り」の奉納などが行われます。
この祭典は、かつて日本一を誇った鉱山を見守った山の神に感謝するとともに、地域の平安を願おうと、地元の有志による実行委員会が毎年開いているものです。
宵宮の14日は午後5時から、本祭りの15日は午前10時からの神前式で幕を開けます。
各種の舞台演芸、催しが市民センターで行われ、このうちからめ節金山踊りは、両日とも午後5時半ごろからが予定されています。
また、見どころの一つになっているオリジナルソーラン「かなやまソーラン」の披露が、15日午後2時に始まるパレードに続き、目ぬき通りで行われ、地元の小中学生や保育園児などおよそ150人でにぎやかします。
このほか舞台の催しとして、民謡、カラオケ、舞踊などが予定されています。
実行委員会では、「かなやまソーランは平成16年につくられ、地域活性化の一環で取り組んできた結果、地域の踊りに成長し、地域ぐるみで親しまれています」と見どころを紹介しています。