鹿角市は12日付の人事異動を発表しました。笹本市長による初の職員の人事で、就任から2週間後に即、トップの部長級を固めた格好です。
市は先月1日付の定期人事異動について、市長選挙を控え、採用、退職や昇任など、必要最小限にとどめていました。
そして先月27日に就任した笹本市長にとって初の人事異動が、12日付で発令されました。
市長選挙前の定期人事異動を補完する2回のうちの1回めの位置づけになっています。
これは、各部署のトップの部長職などを、人数が多い一般職などと切り離して先に行うことで、いち早く管理体制を築き、業務を円滑に進める狙いです。
また、昨年度末の定年者以外の部長職すべてを留任としました。
人事の狙いについて笹本市長は、「まずは安定してスタートを切りたい」とし、就任直後の人事で刷新を控え、安定を優先させたとしています。
また新たに就任する部長については、「これまでの経歴などを重視した任命ではなく、対話のうえでこの人が適任だという配置にこだわった」としています。
そのうち主要部長ポストは、市民部長に関本和人・会計管理者、産業部長に渡部裕之・教育次長、建設部長兼上下水道課長に大森誠・建設部次長が、それぞれ昇任で就きます。
いっぽう、一般職などの人事異動は、6月議会終了後の発令が想定されています。
鹿角コミュニティFMでは、鹿角市の異動のすべてをホームページで紹介します。
鹿角市の12日付の異動は次のとおりです。
◆市長部局
(部長級)
市民部長(会計管理者)関本 和人
産業部長(教育次長)渡部 裕之
建設部長 兼 上下水道課長(建設部次長)大森 誠
会計管理者 兼 会計課長(総務部検査官)佐藤 千絵子
(次長級)
総務部検査官 兼 契約検査室長(建設部都市整備課長)田口 和宏
(課長級)
建設部都市整備課長(産業部農業振興課課長待遇)山﨑 孝人
◆教育委員会
(部長級)
教育部長 兼 総務学事課長 兼 学校給食センター所長(教育部長)黒澤 香澄