足でこぐカヤック遊び、登場 小坂町十和田湖

足でこぐカヤック遊び、登場 小坂町十和田湖

 小坂町の十和田湖で新しい遊びが導入されました。足でこぐカヤックで、安定性にも優れており、幅広い年代に楽しんでもらえそうです。

 西湖畔の小坂町十和田湖大川岱の観光拠点「十和田ふるさとセンター」では、サップと呼ばれる立ち乗りのボードや、カヤックなどの体験が喜ばれています。

 それらは体を使って楽しむスポーツの要素が含まれていますが、今回導入された「ホビー」と呼ばれるものは、遊びの要素が濃いのが特徴です。

 ボードの上に座席がついていて、足を前後に動かして前進させ、手元にあるかじで左右に旋回させます。

 こぐ時の負荷が弱く、またボードの両脇に空気が入っている構造のため安定しており、子どもや高齢者も楽に楽しめるということです。

 春の大型連休にあわせ先月下旬に利用が始まっていて、体験した人たちからは、「操作が簡単で、子どもが喜んでいる」とか、「両手がほぼフリーなので、写真を撮ったり、お茶を飲んだりできるのがいい」などの声が聞かれています。

 そして西湖畔ならではの、観光地化されていない自然と、湖を広く見渡せる美しいロケーションの中で、「癒しを得られた」と喜ばれています。

 十和田ふるさとセンターでは、「ホビーの導入は東北初で、だれでも楽しく遊べます。普段と逆の、湖から見られる景色は格別ですし、デイキャンプやバーベキューのコーナーもあるので、十和田湖でたっぷり遊んでほしい」と話しています。

 新たな乗り物「ホビー」の予約、お問い合わせは、十和田ふるさとセンターで受け付けています。

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