最初の提案、幹部一人ずつと意見交換 鹿角市長

最初の提案、幹部一人ずつと意見交換 鹿角市長

 27日に就任した鹿角市の笹本市長の発案で、市の幹部職員一人ずつとの意見交換が始まりました。

 対話と信頼関係の構築を公約にした笹本市長の、最初の職員への提案は、幹部職員一人ずつとの意見交換でした。

 祝日をはさんだ、実質的な業務2日めの30日に早速始まり、2日間の予定で、部長、次長あわせて11人と、およそ15分ずつの意見交換をしています。

 笹本市長によりますと、これまでのキャリアや業務の内容、そこにフィットしているか、それに市役所全体についての考えを聞いたうえで、ざっくばらんに話し合っているということです。

 意見交換を終えた男性職員は、「率直なことを言えたし、真しな姿勢で聞いてもらえた」と話していました。

 28日の初登庁後、職員たちに、「混乱や停滞、相互不信の悪循環を断ち切りましょう」と呼びかけた笹本市長。

 取材に対し、「職員一人一人が生き生きと仕事ができ、一致団結した組織にしたい」と意気込むとともに、「できればいろいろな世代の職員とも交流したい」と話していました。

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