鹿角市長選、投票続く 当落判明は午後9時以降

鹿角市長選、投票続く 当落判明は午後9時以降

 失職に伴う鹿角市の市長選挙は27日、投票日を迎え、市内7つの投票所で投票が行われています。夕方までの投票率は、前回3年10か月前を下回るペースとみられます。

 このうち町中心部の「コモッセ」に設けられた投票所では、訪れた有権者たちが投票用紙を受け取ると、意中の人の名前を書いて投票箱に入れていました。

 投票した20代の男性は、「人口が減っているので、若者を呼び込むために、若者の考えをくんでくれる人に市長になってほしい」と話していました。

 また70代の女性は、「鹿角市がこれほどばらばらになったのは初めてだと思うし、残念すぎます。早く立て直してほしいので、力があって、みんなの声が聴ける人が当選してほしい」と話していました。

 市選挙管理委員会によりますと、午後5時の時点の推定投票率は、不在者投票を除き55.3%で、前回の同じ時点を3.8ポイント下回っています。

 投票は、もっとも遅い所でこのあと午後7時まで行われ、即日開票されます。

 開票作業は午後8時から市記念スポーツセンターで行われ、市選挙管理委員会では午後9時半までに当落が判明すると見込んでいます。

 開票所は午後7時半に開場し、だれでも見学できます。

 鹿角きりたんぽFMではこのあと午後8時半から、開票の速報や当選者の喜びの声などをお伝えする特別番組を生放送します。

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