鹿角市八幡平大里の温泉宿泊施設「五の宮のゆ」が、来月1日で閉館することが分かりました。
運営会社「東日本観光」によりますと、施設は平成3年に現在の形になりました。
宿泊、日帰り入浴をメーンにして、観光客や地元の人、それにビジネス客やスキーの合宿客などを受け入れ、珍しい岩石浴やペット同伴の宿泊などのサービスも人気でした。
コロナ禍で営業が厳しくなるなか、社長などによる県のキャンペーンの不正受給が明らかになり、経営を引き継ぐ相手を探していましたが見つからず、22日に会社の事業の打ち切りを決めたということです。
営業は来月1日までとし、従業員8人は退職、解雇になるということです。
藤原友一(ともいち)前社長は、「突然の営業終了で、申し訳ないです。長年にわたってご利用いただき、ありがとうございました」と話しています。
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