投票があす27日に迫った鹿角市の市長選挙は、期日前投票6日めの夕方までで、投票率が33%を超えています。最終的な投票率が注目されています。
今回の選挙では市内7か所に期日前投票の投票所が設けられ、告示翌日の今月21日から投票を受け付けています。
6日めの26日午後5時まででは、8千34票が受理されました。
3年10か月前の前回の同じ時点と投票の数を比較しますと、13%上回っています。
そしてこの時点で、有権者のうち33.7%の人が投票を済ませたことになります。
期日前投票は、投票日当日に仕事やレジャーなどで予定がある人が利用でき、投票できる日時が自由に選べることなどから活用が徐々に増えています。
前回の市長選挙では、投票した人全体の48%が期日前投票を利用していました。
いっぽう期日前投票が、立候補者たちの訴えを聞ける選挙期間の途中で投票していることに対し、疑問をもつ見かたもあります。
また、期日前投票の利用が増えているものの全体の投票率は下がる傾向にあり、投票しやすい環境づくりだけでなく、有権者にとって魅力のある市政が欠かせないと言えそうです。
前回の鹿角市の市長選挙の投票率は、63.1%でした。今回の投票率の行方が注目されています。