鹿角市の男性が、架空料金請求詐欺の被害を直前で免れていたことが分かりました。
警察によりますと12日、鹿角市の70代の男性の携帯電話に、「ご利用料金について確認したい」などとするショートメールが届き、男性が14日、指定先に電話したところ、NTTファイナンスサポートセンターを語る男の声で、「携帯電話のゲームの料金が支払われていない。違約金が発生している」などと言われました。
男性はこのあと鹿角市毛馬内の金融機関のATMで、指示どおりに振り込もうとしましたが、電話をしながらATMを操作していることを不審に思った女性職員に声をかけられ、被害を免れました。
警察では地域に対し、「電話やメールで未納料金を求める詐欺の手口がある。すぐに電話を切り、警察に相談してほしい」と求めています。