鹿角市の2つの金融機関の職員あわせて4人が特殊詐欺の被害を防いだとして、警察署の署長から感謝状が贈られました。
このうち秋田銀行毛馬内支店の支店長代理、熊谷るり子さん(48)と行員の高杉奈美さん(29)に対する感謝状贈呈式が、先月27日に鹿角警察署で行われました。
木川達也署長は、「はじめは数千円の求めでも、被害が徐々に大きくなっていく可能性があった。未然に防いでいただいたことに感謝します」などと述べました。
二人によりますとことし2月、市内の60代の女性が窓口を訪れ、「アプリのゲームで何億円かが当たった。引き出すための手数料、数千円が必要」などと話したということです。
女性が無料通信アプリでやりとりをしていたことや、振込先の金融機関を知らないことなどから、二人は不審に思い、警察への相談を勧め、被害を防ぎました。
熊谷さんは、「こちらで不審だと話しても説得が難しかったので、警察への相談を勧めました。金額が大きい払い出しや、65歳以上のお客、一人での来店には特に気をつけています」と話していました。
また高杉さんは、「お客の大事なお金を守るために、これからも声掛けをしたいと思っています。ニュースなどで新しい手口を知ったら、みんなで会話にしていきたい」と話していました。
このほか、毛馬内郵便局のともに局員の高橋雄大(たけひろ)さん(57)と阿部美奈子さん(53)の二人も特殊詐欺の被害を防いだとして、先月28日に署長感謝状が贈られました。
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