冬型の気圧配置の影響で鹿角地域は19日、寒さが続き、鹿角市花輪でこの冬初めて、気温が一日をとおして氷点下が続く、真冬日になりました。
秋田地方気象台によりますと、北日本が冬型の気圧配置となった影響で鹿角市花輪は19日、明け方以降、今シーズン初となる氷点下10度を下回る厳しい冷え込みとなり、午前6時台には氷点下13.9度を観測しました。
その後、気温は昼、夜をとおして10度以上、上がりましたが、午後11時台に氷点下0.8度になったのを最高に、0度に届くことはなく、この冬初の真冬日になりました。
12月19日がシーズン最初の真冬日というのは、平年より9日ほど遅く、去年と比べると20日も遅くなりました。
過去10年のなかでも、2番めに遅い観測です。
ただこの冬は最高気温が0度の日が2日、0.1度の日が1日あるなど、一日をとおして気温が、氷点下にはならなかったものの1度を下回った日は、5日ありました。
日付が変わり20日の午前2時台には、気温が0度を超えました。午後6時の時点では0.2度となっています。
気象台によりますと秋田県内の20日の予報は、寒気や気圧の谷の影響により、くもりで、夜は雪や雨が降る所が多く、雷を伴う所もある見込みです。