秋田県の感染症に関する発表で大館保健所管内は、インフルエンザの患者が3週連続で増え、感染予防が呼びかけられています。
県が19日に発表した、今月15日までの1週間の感染症の発生動向です。大館市、鹿角市、小坂町がある大館保健所管内では6つ、秋田県全体では51の定点に指定されている医療機関での調査です。
大館保健所管内ではインフルエンザの感染者数が、前の週より4人多い36人となり、3週続けて増えました。
県全体でも、前の週の2倍となる387人となり、8週連続の増加となりました。
いっぽう新型コロナは、管内では前の週より7人少ない20人が確認され、3週ぶりに増加に転じました。
県全体では前の週とほぼ同規模の483人が確認されました。
社会福祉施設などの集団発生の報告が、大館保健所管内の2か所を含む、14か所からあり、その数は前の週から7つ減りました。
いっぽう大館保健所管内では、手足口病の感染者が前の週より5人多い23人確認され、依然警報のレベルにあるとし、10月中旬から続いて出されている警報が10週連続の発令となりました。
また管内の幼児の教育・保育施設で、感染性胃腸炎の集団発生が確認されました。