冬型の気圧配置の影響で鹿角地域は厳しく冷え込んでいて、鹿角市花輪ではこの冬初めて氷点下10度を下回り、氷点下13.9度まで下がりました。気象台では低温などへの注意を呼びかけています。
秋田地方気象台によりますと北日本が冬型の気圧配置となっていて、鹿角地域では気温がぐんと下がりました。
鹿角市内の19日の最低気温は午前6時半までで、花輪で氷点下13.9度、八幡平湯瀬で氷点下10.9度、八幡平トロコで氷点下11.3度となっています。
花輪は平年を9度あまり下回って、県内に26ある観測地点のなかで最も冷え込み、八幡平湯瀬でも県内で2番めに寒くなりました。
花輪では前の日に今シーズン一番の寒さとなる氷点下7.1度を観測していましたが、氷点下10度を下回ったのはこの冬初めてで、いよいよ本格的な冬に入っています。
鹿角市内には午前6時の時点で、低温と濃霧の注意報が出され、農作物の被害や、水道管の凍結、破裂、それに交通機関での障害への注意が呼びかけられています。
気象台によりますと19日は冬型の気圧配置が続くため、秋田県内の予報は、天気がくもりや雪ですが、気温は上がる見とおしです。