鹿角地域をエリアにした観光の推進組織「かづのDMO」のロゴマークが完成しました。十和田湖と八幡平がひと目で分かる、アピールしやすいものになっています。
かづのDMOは、鹿角市をエリアに平成31年に発足した組織でしたが、ことし3月に小坂町もエリアに加わりました。
観光キャンペーンなどで使うはっぴなど、アピール用の素材が鹿角市、小坂町それぞれのものしかなかったため、統一ロゴマークをつくることとし、ことし秋、インターネット上で公募していました。
応募されたおよそ150点のなかから、職員、役員、それに鹿角市と小坂町の担当者で選んだ採用作品は、十和田湖と八幡平をシンプルにデザイン化したことがひと目で分かるものです。
水色の十和田湖、緑色の八幡平、そしてそれらを輪でつなぎ、鹿角、小坂の連携と、観光の周遊がイメージされています。
選定では、全国の観光地のなかで十和田八幡平というワードがもつ強さが薄れているのではないかと内部で話し合っていたなかで、原点に立ち返ってアピールできるデザインという点が決め手になったということです。
公開を16日に始め、今後はホームページなどで決定を紹介するとともに、キャンペーンや宣伝で使うチラシ、のぼり、衣装などに表示していくということです。
かづのDMOでは、「鹿角と小坂がDMOで一つになり、一体で取り組んでいく姿勢が分かるデザインにできた。ロゴマークも使いながら、地域の観光を盛り上げていきたい」としています。
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