秋田県は、除雪中の事故が発生するおそれが高まっているとし、県の内陸北部に、この冬初の「雪下ろし注意情報」を出しました。
秋田県は雪に関する事故を防ごうと、それまでに降った雪の量や、翌日の予想最高気温が基準を超えた場合に、雪下ろし注意情報を出しています。
17日に内陸北部以外の地域に注意情報を発表していたのに続き18日、鹿角市、小坂町などの内陸北部にも出しました。
期間は19日から25日までの1週間です。
シーズン初の注意情報の発表は、昨シーズンに比べ6日早くなりました。
注意報では、雪下ろしをする場合に、命綱やヘルメットを着用すること、2人以上で行うこと、それに屋根からの落雪に注意するよう呼びかけています。
鹿角管内ではこの冬、雪に関する大きな事故の報告はありませんが、毎年のように起きており、注意が呼びかけられています。
鹿角市花輪の積雪は18日午後5時の時点で、平年のおよそ1.9倍の27センチとなっています。
いっぽう19日以降は、気温が0度を上回る時間帯がある予報が出ていて、屋根の雪が滑りやすくなることが予想されています。