鹿角市で来月開かれる雪上バレーボールの大会に、元日本代表の佐伯美香さんが、解説者として参加する見とおしになりました。市民や観光客とのプレー交流も計画されています。
これは、16日に開かれた地元の観光関係者たちのミーティングで、地元の観光組織「かづのDМО」が明らかにしたものです。
佐伯さんはことし1月に鹿角市で行われた、ネットワークづくりや人の交流を盛んにすることを目的にしたモニターツアーに、愛媛県から参加していて、バレーボール大会の開催を提案していました。
DМОによりますと、佐伯さんが提案したのは道の駅でのビーチバレーでしたが、鹿角の強みを生かすことなどを狙って、地元で恒例の雪上バレーボールの大会を、道の駅で共催することにしたということです。
佐伯さんは大会で解説者を務める予定ですが、例年この大会では雪の上で珍プレー、好プレーが続出しており、佐伯さんの解説により、プレーする側にも観客側にもぜいたくな機会になりそうです。
また、佐伯さんのサーブを市民や観光客が受けるといった、プレーをとおした交流も計画されており、参加者の貴重な思い出になることは間違いありません。
かづのDМОでは、「佐伯さんが1月に鹿角に来た時に涙を流して喜んだ人がおり、大きな影響力を再認識した。佐伯さんのおかげで素晴らしい場面を得たので、いろいろな人に楽しんでもらうとともに、ネットワークの広がりにも期待している」としています。
大会は来月25日に花輪の道の駅で開かれます。出場チームの募集は、近く始まるということです。