鹿角市の女性が、大谷翔平選手を名のる相手による特殊詐欺の被害に遭い、電子マネーの利用権50万円分をだまし取られたことが分かりました。
警察によりますと、鹿角市の30代の女性のフェイスブックに今月23日、大谷翔平選手を名のる相手からメッセージが届き、何度か連絡を取り合うなかで、「世界中のファンにグッズを贈りたい」「小切手を送るために手数料が必要」などとし、電子マネーで支払うよう指示されました。
女性は27日と28日に市内のコンビニとドラッグストアで６回にわたり、電子マネーカードを購入して利用番号を伝え、あわせて50万円分をだまし取られました。
30日に女性の家族が警察に届け出て、被害が判明しました。
警察では特殊詐欺として捜査するとともに、「電子マネーを購入させて番号を聞き出すのは詐欺の手口です。要求があった場合は、一人で判断せずに警察に相談してほしい」と呼びかけています。