1等と前後賞があわせて10億円の「年末ジャンボ宝くじ」が全国一斉で発売され、鹿角市の販売所にも夢を買う人たちが訪れています。
鹿角市花輪旭町にある売り場は、過去に5億円や1億円などの1等の当選が出ている、人気の売り場の一つです。
ブームだった時代は、開店前に駅の先まで購入希望者の列ができたほか、「全国の狙いどころ」などと週刊誌に載ったりしたこともあったということです。
発売日の20日はのぼりが立てられ、訪れた人がショーケースの中に並んでいるくじを見て、選んでいました。
訪れた70代の女性は、「当たったらあれをしようと話をすると当たらないと聞くけれど、やっぱり考えてしまします。旅行で行きたい所のすべてに行きたい」と話していました。
店によりますと、宝くじを購入する人には熱烈なファンもおり、この日も開店直後に訪れた人や、100枚購入した人などがいたということです。
店主の清水順義(よりよし)さん(82)は、「宝くじは寝ながら見る夢と違って、どこかに現実がある夢です。ぜひ、夢を楽しんでください」と話しています。
ことしの年末ジャンボ宝くじは、賞金が7億円の1等が23本。前後賞が1億5千万円で、46本あります。
また同時に発売された「年末ジャンボミニ」は、3千万円が当たる1等が150本。2等は賞金が100万円で、4千500本あります。
年末ジャンボ宝くじは1枚300円で、来月21日まで販売され、抽せんは大みそかに行われます。
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