鹿角市の市街地で18日、この冬初めて雪が積もったのに続き、19日朝も今シーズンで一番の寒さになるなど、冬のはじめらしい景色となりました。
秋田地方気象台によりますと、北日本が冬型の気圧配置になった影響で、鹿角市花輪は
18日深夜以降、気温が氷点下の状態が続いていて、午前6時の時点では氷点下1.6度となっています。
これはこの冬一番の寒さで、市内ではほかにもそれぞれ午前6時の時点で、八幡平湯瀬で氷点下1.3度、八幡平トロコで氷点下3.9度と、ともにこの冬最も寒くなりました。
花輪の市街地では18日夕方、去年より7日早く、平年と比べ3日早く、シーズン初の雪が積もりましたが、19日朝もところどころにうっすらと雪が残っています。
市街地では、屋根の上に凍った雪が乗ったまま走る車や、凍結した路面に注意して、交差点などで慎重に走るドライバーの姿などが見られました。
家の前で歩道の雪を払っていた60代男性は、「スキーの競技に携わっています。この冬は、街は少なくていいので、山に雪がたくさん降って、地元で開かれる国スポスキーがみんなに喜ばれる大会になってほしい」と話していました。
気象台によりますと、秋田県の19日は冬型の気圧配置の影響により、雪や雨が降りますが、午後は次第にくもりになる見とおしです。
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