小坂町が十和田湖畔に建設した道の駅が、今月12日にオープンします。細越町長は、「多くの人に、年間をとおして利用してほしい」と期待を話しました。
町は十和田湖の観光振興と、町中心部の観光エリアに人を呼び込む玄関口にしようと、十和田湖生出(おいで)の国道103号と454号の交差点脇に、十和田湖観光振興センターを建設し、道の駅に登録されました。
およそ9億円をかけて建設した施設には、トイレと休憩スペース、湖を臨めるテラスや、土産品と飲食の店舗、それに特産のヒメマスや町中心部の観光情報を映像やパネルで紹介するスペースなどが設けられました。
1日に開いた定例会見で細越町長は、大勢の利用への期待を話すとともに、「十和田湖はもちろん、周辺の活性化にもつながる。町中心部や近隣市町村との動線をつくっていきたい」と話しました。
道の駅では10日に、関係者による竣工式典と、十和田湖開発の父、和井内貞行夫婦の銅像の除幕式が行われます。
オープンは12日で、記念イベントが2日間にわたり行われます。
そのイベントでは、新たな特産品が先着順でプレゼントされるほか、午前10時から午後3時ごろまで、音楽のライブや民俗芸能の披露などが行われる予定です。
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