夏の高温で農作物の臨時会議 鹿角地域

夏の高温で農作物の臨時会議 鹿角地域

 この夏に高温が見込まれ、農作物の被害が懸念されるとし、鹿角地域の関係機関が臨時の会議を開き、農家に指導すべき対策を共有しました。

 この会議は、県内で去年、夏の高温で農作物の被害が多く出て、ことしもこのあと高温の予報が出ていることなどを踏まえ、秋田県鹿角地域振興局の呼びかけで開かれたものです。

 11日、振興局には、県と鹿角市、小坂町、農協の担当者、それにコメや果樹の生産者の代表など20人あまりが集まりました。

 はじめにことしの夏の天気の見とおしが示され、今月と来月の気温が高く、特にこの先半月はかなり高くなるとの予報が説明されました。

 続いて振興局の職員が対策を説明し、コメ作りでは水管理と病害虫の対策が例年以上に重要になるとし、田んぼへの水の供給と地温の低下に努めること、それに虫などを引き寄せる雑草の適正管理などが呼びかけられました。

 また野菜の栽培では、適切な冠水や換気、光を遮ることなどを、果樹の管理では、果実の日焼け対策や、適切な病害虫の防除をすることなどが助言されました。

 いっぽう、農作業中の熱中症の発生も懸念されるとし、高温時の作業を極力さけることや、こまめに休憩と水分補給をすること、単独での作業を避けることなどが求められました。

 秋田県農業共済北鹿支所によりますと、鹿角市内ではことしこれまでに、干ばつにより栽培できなかったり、生育が不良になっているケースが出ていて、その被害率は0.5%に上っているとみられるということです。

 振興局農林部では、「今後、高温が予想される。関係機関が連携しながら対策を講じたい」としています。

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