移住事業で活躍のNPO、理事長交代 鹿角市

移住事業で活躍のNPO、理事長交代 鹿角市

 鹿角市で移住者の呼び込みなどをしているNPOで役員の交代があり、新理事長に青森県のNPOの代表を務める男性が就任しました。

 NPO「かづのclassy」は、市の移住事業の受け皿として8年前に発足し、会員に移住者が多いことから、立場を知る人たちの支えが好評で、鹿角市が移住事業で県内トップクラスの実績を出し続けている力になっています。

 先月の総会の役員改選で、理事長に米田(よねた)大吉さんが就任しました。

 米田さんは青森市出身、在住の59歳。NPO「プラットフォームあおもり」の13年前の設立時から理事長を担っていて、移住、結婚支援、関係人口、子どもの居場所づくりなど、幅広い事業を手掛けています。

 クラッシーの旧役員たちが仕事や生活の転換期を迎えたなか、「米田さんが国などの補助金事業を多く活用している。知見を生かし、クラッシーを成長させてくれる」とみて、理事長職を依頼しました。

 後任に鹿角の人材にこだわらなかったことについては、「米田さんは自分たちと同じ事業をしていて、ビジョンも同じだった。全国で移住者の争奪戦になっているなか、青森、秋田などと言っていないで、新しいものをつくっていくことが大事になっている」としています。

 理事長に就任した米田さんは鹿角について、「穏やかで、人も優しく、外から見てうらやましい町だ」とみています。

 そして、「例えば移住事業で大事なのは、移住してくる人へのアプローチももちろんだが、受け入れる地元に対する啓発も重要になる。ありきたりのことだけではなく、本当はこうだよなと考える取り組みをしていきたい」と話しています。

 設立以降、理事長を務めてきた木村芳兼さん(45)の交代のほか、事務局長の松村託磨さん(38)も役職を退任する予定ですが、二人とも会員として支援していくということです。

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