薬を正しく理解する講座 鹿角市

薬を正しく理解する講座 鹿角市

 「お薬が多くてたいへんになっていませんか」と題した講座が鹿角市で開かれ、薬剤師がポイントを解説しました。

 これは、鹿角市と小坂町の中核病院への医師の派遣に関し、地元と医科大学で結んでいる協定による講座で、9日に花輪の複合施設「コモッセ」で開かれました。

 講演した、薬剤師で、岩手医科大学薬学部の高橋寛教授は、飲む薬が多い場合、副作用が問題になったり、障害を起こす懸念があることを示しました。

 また、複数の医療機関や薬局を利用している場合に、同じ作用の薬を複数飲んでいたり、副作用による悪い連鎖を起こしかねないケースがあることを説明しました。

 確認すべき事項として、同じ作用の薬を複数飲んでいないか、飲み合わせが悪い薬がないか、薬の効きめにかかわる腎機能が弱っている時に減らした方がいいものがないか、それに栄養状態で効きめが変わる薬を減らせないかなどを挙げました。

 そして、「医師や薬剤師が関わることで、薬を減らせることもある。ぜひ相談してほしい」と呼びかけました。

 いっぽう、薬のほかにサプリメントを多用している人がいるケースを示し、「飲んでいる薬と相性が悪いものがある可能性がある。サプリメントについても医師や薬剤師に相談してほしい」と話しました。

 講演を聞いた80代の女性は、「薬が多すぎて、やめてしまおうかと自分だけで判断しようか迷っていました。きょう、話を聴けて良かった」と話していました。

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