消防団員が技術を競う大会 鹿角地域

消防団員が技術を競う大会 鹿角地域

 消防団員たちが放水までの速さや正確さを競う大会が鹿角市で開かれ、選手たちが機敏な動きで競技していました。

 これは全国で消防団員たちが臨んでいる大会で、鹿角市と小坂町でつくる支部の76回めの大会が、7日に鹿角市役所の駐車場で開かれました。

 団員たちは、大会前には早朝や夕方に集まって練習を重ねて本番に挑んでいます。

 ことしの大会には、持ち運べるポンプを使う小型ポンプ操法の部に9つの分団が、また消防ポンプ車からホースを伸ばして放水するポンプ車操法の部に6つの分団が出場しました。

 そして、火に見立てた的に放水を命中させるまでのタイムと、それぞれの動作の正確さなどを競いました。

 この日は雨が降り続ける、難しいコンディションでしたが、選手たちは無駄のない動きでホースをポンプや水槽につなぎ、的に向けて放水していました。

 参加していた40代の男性団員は、「大会の3週間前から週6日間、朝4時半に集まって練習しています。訓練のおかげで、実際の出動の時でも体が必要な動きを覚えているし、団員同士の団結も強まっています」と話していました。

 競技の結果、小型ポンプ操法の部は小坂町の第4分団第3部が、またポンプ車操法の部は小坂町の第4分団第1部が優勝し、それぞれ県大会の出場権を得ました。

 主催した秋田県消防協会鹿角支部、支部長の内田清隆・鹿角市消防団長(66)は、先日発覚した不祥事にもふれつつ、「消防活動に熱い思いをもっている団員がたくさんいる。住民の信頼を回復できるよう、あらためて気もちを引き締めて活動していく」と話しています。

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