救急隊員が研究成果を示し合う 鹿角市でセミナー

救急隊員が研究成果を示し合う 鹿角市でセミナー

 秋田県の救急隊員たちが技術を学び合うセミナーが鹿角市花輪を主会場にして開かれ、各地の隊員たちが発表された研究成果を学びました。

 これは、日ごろの活動における症例や体験などを基にした研究の成果を紹介し合い、互いの技術の向上につなげようと毎年開かれているものです。

 22日、鹿角市の交流プラザを主会場にして開かれ、新型コロナウイルスの感染予防のため、ウェブ会議システムを使い、県内13の消防本部に配信しました。

 発表者のうち鹿角広域消防本部の田中浩平主査(42)は、秋田県の代表で派遣された研修の内容を報告しました。

 その研修では、国がことし2月に出した、新型コロナ感染症に対する新たなマニュアルが示されており、田中主査は変更点について、防護服の使用が緩和されるいっぽう、エアゾール感染を防ぐ高機能マスクの着用が必要になったことなどを説明しました。

 いっぽうで田中主査は、「防護服の着用は必要ないことになったが、新たな感染症に備え、使用法は身に着けておくべきだ」と提言しました。

 この日のセミナーには医師も参加し、専門的な見地から助言しました。

 鹿角広域消防本部では、「日ごろから出動後に検証をしているが、救急の対応は多様化し、様々な判断が必要になっている。セミナーなども活用し、隊員たちの知識、技術の向上につなげたい」としています。

救急隊員たちが研究成果を発表したセミナー
(写真はクリックすると見られます)