東京の子ども招きつながりづくり 鹿角市

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 都市に住む子どもたちにファンになってもらおうと鹿角市が招いている交流事業がことしも行われ、東京の小学生たちが貴重な体験を楽しんでいます。

 これは、市が東京都葛飾区のよつぎ小学校の児童を毎年招いているもので、初回の昭和60年以降、訪れた児童は千人を超えています。

 ことしは4年生以上の19人が3泊4日の日程で訪れていて、2日めの18日は県内トップクラスのネギの産地、末広にある作業場を訪れました。

 あいにくの雨で収穫の体験は見送られましたが、児童たちは事前に収穫されたネギの皮を機械でむく体験をしました。

 ネギを機械に入れると一瞬で皮がむける仕組みになっており、児童たちが一人ずつ体験し、驚くなどしていました。

 訪れていた6年の男子児童は、「農業にはいろいろな仕事があったり、たいへんだということが分かったので、これからは食べ物を丁寧に食べたい」と話していました。

 PTAによりますと、長年の交流により四つ木地区には鹿角ファンが多くいて、大人になってからも、花輪ばやしを観覧に訪れたり、鹿角市の農産物のフェアの運営を欠かさず協力したりする人もいるそうです。

 PTA会長の白田(はくた)友明さん(46)は、「今回の鹿角の大雨のニュースを四つ木の人たちがSNSで共有して心配するなど、鹿角愛が強い人たちがいます。子どもたちにも、心のつながりとともに、ウインウインの関係をつくっていってほしい」と話しています。

 一行はこのあと、花輪ばやしの太鼓の演奏や、名物の「みそつけたんぽ」作りを体験したり、観光地を訪れるなどしてから帰路につく予定です。