「小坂音頭」が35周年 小坂町

「小坂音頭」が35周年 小坂町

 町の自慢を歌詞と踊りで表現した小坂町の「小坂音頭」が誕生から35年の節目を迎え、記念の催しで会員たちが普及に努めることをあらためて申し合わせました。

 小坂音頭は、観光立町をめざす町の振興の一助にしようと、昭和61年の観光芝居小屋「康楽館」の修復完成記念式典にあわせて創作されたものです。

 歌詞には町内の四季や観光名所が、踊りには十和田湖のさざ波と外輪山「白地山(しろじやま)」が表現されていて、簡単な振り付けと、「小坂良い町、良い所」といった歌詞から、親しみやすさが自慢です。

 「小坂音頭の会」は現在、会員が31人おり、康楽館での催しや、町のイベントで踊りを披露するとともに、小学生への指導も続けています。

 踊りの誕生から35年の節目にあたる総会が12日に町交流センターで開かれ、今後も正しく普及するためのイベントへの参加や、町おこしの糧にすることなどを申し合わせました。

 そして出席した20人あまりが輪になり、一緒に踊られている「七滝音頭」と小坂音頭を続けて踊りました。

 明るい曲調の音楽にあわせて女性たちが踊ると、会場にたちまち和やかなムードがあふれ、小坂音頭の魅力が表れていました。

 参加していた70代の女性は、「踊れる日が来るのをいつも楽しみにしています。踊りが始まると自然と体が動き出すし、楽しくなってくるので、踊り続けたい」と話していました。

 小坂音頭の会の木村安子会長(69)は、「歴史をひも解いたところ、35年の間に様々な祭りに出演しており、すばらしい会だとあらためて感じた。子どもたちが楽しく踊っている姿も見ており、踊りをとおして、自分たちができる町の活性化につなげたい」と話しています。