連休中の売り上げ、去年の5倍 小坂町のワイナリー

連休中の売り上げ、去年の5倍 小坂町のワイナリー

 この春、試飲と直売の施設を設けた小坂町のワインの醸造所(ワイナリー)で、春の大型連休中の売り上げが前の年のおよそ5倍に急増したことが分かりました。

 小坂町藤原にある町立のこのワイナリーではこの春、ワインの説明を聞いたり試飲したりしながら購入できる施設「セラードア」をオープンさせました。

 春の大型連休にあわせて先月29日にオープンし、今月8日までの連休中の10日間は休まずに営業しました。

 その結果、ワイナリーによりますと、およそ470本を売り上げ、販売額は前の年の5倍ほどとなるおよそ100万円に至りました。

 来場者は、若いカップルや高齢の夫婦、一人でのドライブなど様々で、北東北の3県を中心に、およそ600組が訪れていました。

 運転者以外には試飲用のワインを提供していましたが、ほとんどの人がテイスティングをしたうえで購入したということです。

 また、このワイナリーでは小規模の施設特有の柔軟性を生かし、様々な種類のワインを製造しており、今回の販売用には14種類を用意していましたが、一番の売れ筋は、主力のヤマブドウ系の赤ワインでした。

 スタッフの成田大祐さん(27)は、「普段からワインを飲んでいる人には、面白いワインだと言ってもらい、ワインを飲まない人にも、飲みやすいと感想をもらえた。主力のヤマブドウ系が、独自性が強く、喜んでもらえることを再認識した」と手応えを示しています。

 そして、「ここにしかないワインであることをアピールしながら、ここのワインと小坂町のファンを増やしていきたい」と話しています。