監査委員に元、市職員の男性 鹿角市

監査委員に元、市職員の男性 鹿角市

 鹿角市の臨時議会が開かれ、空席の監査委員に元、市の職員の男性を選任する案が同意されました。

 監査委員は、自治体の事務、事業、予算の執行が適正かを監査する機関で、自治体の長の指揮監督を受けない独立機関です。

 鹿角市では3人をおいていて、うち識見者の枠の1人が任期の途中で辞任していたことから、13日に開かれた臨時議会で市が後任の選任案を提案し、議会側が同意しました。

 選任されたのは、八幡平玉内の元、市の職員、工藤裕悦(ゆうえつ)さん、65歳です。

 工藤さんは昭和54年の入庁以降、5年前に定年で退職するまでに福祉課長や税務課長、産業部次長などを歴任しました。

 任期はこの日から4年間です。

 提案理由について関市長は、「広く行政に精通しており、適任だ」と述べました。前市長時代に選任された前任者も元、市の職員でした。

 鹿角市ではことし1月、前市長や元職員などによる複数の官製談合事件が明らかになっており、市に対する厳しいチェックを市民が求めています。

 いっぽう臨時議会では、近く任期が満了する教育委員に、花輪小坂の吉田孝子さん、45歳を再任する案も同意されました。

 吉田さんの新しい任期は今月26日から4年間で、2期めとなります。