道の駅1周年、おはやしでもてなし 鹿角市花輪

道の駅1周年、おはやしでもてなし 鹿角市花輪

 鹿角市花輪の道の駅が大規模な改造工事から1年が経ち、記念のおはやしで来場者たちをもてなしました。施設はコロナ禍の逆風のなかながら、リニューアルの効果をいかしつつ、善戦しています。

 花輪の道の駅では、施設の老朽化と近年の旅行ニーズへの対応で、市がおよそ11億2千万円を投じて大規模工事を行いました。

 去年の竣工式と同じ4月24日は、完成から1周年の記念で、ユネスコ無形文化遺産に登録されている地元の「花輪祭の屋台行事」のおはやしが特別に披露されました。

 道の駅には本番で使われる屋台が展示されていますが、おはやしの実演は限られた日にしか行われておらず、貴重な場面です。

 初回の披露には観光客およそ50人が集まり、演奏が始まると写真や動画を撮ったり、リズムにあわせて体を動かしたりして楽しんでいる様子でした。

 三種町から訪れていた60代の女性は、「初めて見ましたが、テンポや迫力が良かったです。本番は夜どおし演奏していると聞いたので、見たくなりました」と話していました。

 施設によりますとこの1年間の売上は平年と比べ、書き入れ時の春の大型連休と夏休みは半分ほどにとどまったものの、ほかの時期は平年並みとなり、年間をとおしてみると8割程度まで戻っているということです。

 なかでも改修でスペースが広くなった産直施設が好調で、品ぞろえが増えたことで売り上げがコロナ禍前と比較しておよそ3割伸びているということです。

 道の駅を管理するかづの観光物産公社の清水涼太部長(46)は、「国道から建物の中を見えるように変えた効果が出ていると感じる。ことしも感染対策を万全にしつつ、北限の桃やSDGsなどにちなんだ企画で来場者を楽しませたい」と話しています。