雪下ろし中の事故、6日で3件 鹿角市内

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 鹿角市内で除雪をしていた人が大けがをする事故が、短期間に相次いでいます。関係機関が、安全装備の着用など事故防止を呼びかけています。

 鹿角市内では10日までの6日間に3件の除雪中の事故が報告され、3人が大けがをしています。

 3件に共通している点が、高齢者による転落の事故、そして安全装備を身に着けていなかったことなどです。

 消防では、除雪中にある危険としてまず、高い場所での作業を挙げ、命綱やヘルメットの着用が欠かせないとしています。

 また、疲れにより危険が増すとして、長時間の作業を避けることや、定期的に休憩をすることが必要だとしています。

 さらに3件の事故のなかには日没後の発生もあり、暗い中での作業は、足元や雪の状況が見えない危険を指摘し、除雪する日時をあらかじめ計画することを提案しています。

 また事故が起きた場合を想定し、一人での作業はなるべく避け、やむを得ず一人でする場合は、家族や近所の人に作業することを伝えるよう呼びかけています。

 鹿角広域消防本部警防予防課の阿部茂雄政策監(55)は、「自分は事故に遭わないと過信せず、事故に遭うこと、はしごや屋根から落ちることを想定して、安全装備を着用し、万一の際に連絡ができる携帯電話を持って作業してほしい」と呼びかけています。

 また、はしごの昇り降りなど除雪の作業は日ごろ使わない筋力やバランスが必要な時があるとし、高齢者は親せきを頼ったり、除雪サービスの利用を提案しています。

 鹿角市では去年の冬、死亡事故1件を含む11件の雪に関する事故がありましたが、1月10日までの段階ではことしより雪が多かったものの事故が1件しかなく、関係機関では今後事故がさらに増える懸念があるとし、注意を呼びかけています。