小学生が自慢の伝統芸能を教え合う 鹿角市

小学生が自慢の伝統芸能を教え合う 鹿角市

 小中学生たちが地元の誇りを紹介し合う取り組みが始まった鹿角市で、二つの小学校の児童たちが、それぞれの地域の伝統芸能を披露し合いました。

 これは、子どもたちが市内の様々な魅力にふれて、地元のものと捉え、郷土愛を高めてもらおうと、市の教育委員会が今年度に始めた「ふるさとかづの絆プラン」と題した取り組みです。

 地元の特色になっている祭りや産業などを学校間で教え合っていて、これまでに八幡平の国立公園や、大湯のリンゴ栽培などが取り上げられています。

 13日には、ともに国重要無形民俗文化財の「毛馬内の盆踊」と「花輪ばやし」をそれぞれ学んでいる十和田小と花輪小の児童たち30人ほどが十和田小に集まりました。

 はじめに十和田小の児童たちが、毛馬内の盆踊を大人のようにしなやかに踊ったり、しっかりと暗記した9番まである歌詞を歌いつつ踊ったりしました。

 対して花輪小の児童たちは、花輪ばやしの曲の太鼓を勇ましくたたいたり、難しい三味線や笛の演奏をこなしたりしていました。

 それぞれの披露のあとには、相手の学校の芸能を体験する場が設けられ、教え合いながら、一緒に演奏したり踊ったりしていました。

 十和田小5年の男の子は、「花輪ばやしを見たり、体験できて楽しかった。毛馬内の盆踊も続いていくように、下の学年の人や、十和田地区以外の人にも伝えていきたい」と話していました。

 鹿角市教育委員会では、「子どもたちが鹿角全体を古里と捉えつつ、各地の魅力を知って、鹿角愛を高められるようにしていきたい」と話しています。