子育てしやすい町、年代で違い 鹿角市

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 鹿角市が子育て支援に力を入れるなか、子育てしやすい町だと感じている市民が、年代によって大きな違いがあることが市の調査で分かりました。

 この調査は、市が政策の参考にしようとことし5月から6月にかけて行ったもので、市民496人から回答を得ました。

 そのなかで鹿角市が子育てしやすい町かをたずねたところ、「感じる」と「どちらかといえば感じる」をあわせた割合は45.2%となり、「感じない」と「どちらかといえば感じない」をあわせた32.5%を10ポイントあまり上回りました。

 ただ、この回答を年代別でみますと、40代以上のすべての年代でプラス評価がマイナス評価を上回ったものの、30歳未満と30代でマイナス評価が50%を超えました。

 いっぽう、実際に子育てをしている人たちが回答した、子どもの年代別の調査では、プラス評価をした保護者の割合は、高校生の保護者たちで82%、未就学児の保護者たちで68%になるなど、すべての区分でプラス評価が50%を超えました。

 このため、若い年代のうち、子育てをしていない人たちからは、子育てしにくい町と想像されているいっぽう、子育て中の人たちからは、子育てしやすい町と評価されていることがうかがえます。

 市が子育て支援に力を入れるなか、支援の対象だけでなく、将来支援の対象になる年代にも政策を知ってもらい、移住や結婚につなげてもらうことが課題となっています。

 いっぽう、子育てをしている人たちに、充実が必要と考える支援を尋ねたところ、児童手当の支給が終了する子どもの年齢の引き上げと、その支給額を増やすことを挙げた人が多く、経済的な支援を大勢が求めていることが分かります。

 市では、「妊娠期から子育て期にわたった相談、支援の推進や、おととし10月に幼児教育、保育の無償化が始まったことが評価につながったと考える。小児科医、産婦人科医の確保を望む声があり、医療体制の整備も求められている」としています。