秋田犬の警察官が「昇任」 鹿角の警察署

秋田犬の警察官が「昇任」 鹿角の警察署

 特殊詐欺への注意の呼びかけなどで警察の活動に協力している小坂町の秋田犬が、活動が認められて「昇任」することになり、警察署長から辞令が交付されました。

 小坂町栗平(くりたい)で暮らす、1歳の秋田犬「梅子」は、秋田県の「県」の文字を「犬」におき替えた「秋田犬(けん)警察官」です。

 ことし5月に任命されて以降、通学路のパトロールや、金融機関での注意の呼びかけなどに協力しています。

 梅子の名前で注意喚起をしているツイッターでフォロワーが千100人を超えるなど、活動が効果的だとして、巡査から巡査長に昇任することになりました。

 警察によりますと巡査長への昇任は一般的に2年程度かかりますが、梅子は5か月での「スピード出世」です。

 11日に鹿角警察署で催しが行われ、真っ白な毛に映える青い制服、制帽姿で出席した梅子が、角田(かくた)進署長から辞令の交付を受けました。

 角田署長は梅子に対し、「鹿角警察署の一員としてこれからも、地域の安全をめざす取り組みを頑張っていきましょう」と声をかけました。

 梅子の飼い主の高橋延枝さん(56)は、「衣装を着ると、仕事なんだと意識してか、顔つきが変わるような気がします。梅子の活動をつうじて、小さい悩みでも相談できる地域になってほしい」と話しています。

 鹿角警察署では11日から10日間行われる「全国地域安全運動」にあわせ、梅子をモデルにしたPR動画とパネルを作っており、各地や梅子のツイッターで活用していくことにしています。