向こう5年で3施設を解体へ 鹿角市

向こう5年で3施設を解体へ 鹿角市

 鹿角市は不要になった施設の解体について、今後5年間で三つの施設を予定していることを明らかにしました。

 市は、公共施設の解体、撤去に要する経費を計画的に積み立てようと、専用の基金を設置することを開会中の9月議会に提案しています。

 15日に開かれた市議会の総務財政委員会の審議で市側は、今後5年間で三つの施設の解体を予定していることを明らかにしました。

 解体を見込んでいるのは、旧八幡平市民センターと、八幡平切留平にある旧「八幡平ガーデンハイツ」、それに旧尾去沢保育園です。

 3施設の解体にかかる事業費について市は、「概算で2億2千万円を見込んでいる」と説明しました。

 市が現在所有している未使用の施設は、以前、学校や観光施設、福祉施設などで使われていた12の施設があります。

 市は施設を廃止した際に、民間での再利用をめざして地元の自治会、企業などへの提供をめざしますが、なかには老朽度や防災面などから利用が見込めないと判断するケースがあります。

 今回の基金の設置は、そうした場合に建物を所有し続けてコストがかかり増しにならないように、計画的に解体していきたい狙いがあります。

 市では、「近年ほかの地域でも、学校の統廃合などで施設が不要になるなど、取り扱いが課題になっている。活用できるものは、可能な限りその道を探すいっぽう、不要なものはコストをかけないようにしていきたい」としています。