郊外の公園で移動図書館車を楽しむ 鹿角市

郊外の公園で移動図書館車を楽しむ 鹿角市

 郊外の広い公園で移動図書館車を楽しんでもらおうという催しが鹿角市であり、訪れた人たちが開放的ななかで読み聞かせなどを楽しんでいました。

 鹿角市の市立図書館は県内でも珍しい移動図書館車があり、決まったルートを定期的に運行しています。

 こどもの日の5日は、郊外の広い公園に特別に出向く催しが、初めて企画されました。

 花輪東山の総合運動公園に移動図書館車が着くと、本棚がある車両の脇と後ろの扉が開けられ、訪れる人たちを出迎えました。

 この移動図書館車には千800冊の蔵書がありますが、この日は特別に絵本や児童書、図鑑など、子ども向けの本が多く載せられました。

 公園には大型の遊具もあるため大勢の親子が訪れており、移動図書館車に気づくと、本棚の中からお好みの本を選んで、そばのベンチに座って読んでいました。

 また職員による読み聞かせと紙芝居も行われ、桜の木の下に広げられたシートに訪れた人たちが座り、時折サクラの花びらが舞うなかで気もちよさそうに楽しんでいました。

 子ども2人と訪れていた30代の女性は、「外ならではの解放感がありますし、子どもたちが物語に引き込まれているのも見られて、ほのぼのしました」と話していました。

 移動図書館車を担当している工藤稔昭(としあき)さん(59)は、「外ならではの風が吹く演出もあり、子どもたちが楽しんでくれてうれしいです。移動図書館車を一人でも多くに知ってもらい、利用してほしい」と話しています。